旦那は5歳の時に両親が離婚。
父親に引き取られましたが、訳あって16歳頃までの10年以上
オジーオバーと一緒に暮らしていました。
18歳で島を飛び出した旦那にとって
もはやオジーとオバーは父親であり母親。
今でも「自分の目標はオジーの背中」とよく言っています。
オジーは2018年に他界。
オバーは2020年に倒れ、以来ずっと入院しています。
先月末のこと。
お義父さんと電話で近況を伝え合い
お互いそろそろ寝ないとね、というタイミングでお義父さんが
「そういやぁ、牛小屋を片すことにしたよ。あいつにも話しておいてな。」
そう言って電話を切ったんです。
旦那に伝えると
「えっ、牛小屋を…?」
とちょっとショックな様子。
するとLINEの通知音が鳴り、お義父さんからこんな写真が送られてきました↓
旦那「本当に壊すのか…オジーの牛小屋、無くなるんだ。」
牛小屋は全てオジーの手作り。
オジーは戦後の宮古島で自ら開墾。家も牛小屋も畑もみんな自分で作ったスーパーマン。
旦那は幼少期から、朝早くに起こされては毎日牛の世話&牛小屋の掃除を手伝うのが日課だったそう。
寝たい、遊びたい、めんどくさい…
若い頃はとにかく嫌だったという牛の世話。
それでも
「こうやってオジーが作った物が少しずつ消えていくんだな。」と寂しそうな様子。
前回家族で帰った時はまだ牛も飼っていましたが…↓
お義父さんが畑を拡大したため、手が回らなくなって今は一頭もいません。
その数日後。
旦那の夢にオジーが出てきたそうです。
夢の中のオジーは、入院中のオバーをかなり心配していたらしく…
目が覚めた旦那が気になってお義父さんに電話しました。
「オバーは元気だから気にすんな」
そう言われて横にいた私もホッ😢
オバーの話ついでに旦那が「ところでオヤジ、牛小屋壊したの?」と聞くと
お義父さん「壊してないぞ?しばらく牛は飼わないから片付けはしたけど。」
後で送ってもらった、片付けアフター写真↓
あら、綺麗に整備されて、、、
ってことはこれ、完全に私の捉え間違え……?😭
確認は大事ですね…😭
そうそう
不思議なことに、牛小屋を片付けた晩お義父さんは発熱(しかも高熱)
うなされながらお義父さんは
「オジーがダメ出ししているんだな…」と思ったとか。
「違う違う、そうじゃ、そうじゃない〜!」
コダワリの塊。頑固なオジーが「俺の小屋をそんなふうにするんじゃないよ〜」と言いたかったのかな?😂
ちなみにお義父さんの熱はすぐにひいて、今は元気です😀
何はともあれ、旦那もほっとしていました☺️
オバーやお義父さんたちに会えるのを楽しみに、あと1週間頑張るぞ〜✊